昨今、ハラスメントという言葉を見ない日はありませんよね。
近年、職場においても急速に対策が進められてきているパワーハラスメント。
今回は、無意識的にパワーハラスメントの加害者にならないためのポイントをお伝えします。
そもそも、パワーハラスメントとは、
1.優越的な関係に基づいて(優位性を背景に)行われること
2.業務の適正な範囲を超えて行われること
3.身体的若しくは精神的な苦痛を与えること、又は就業環境を害すること
ハラスメントの加害者にならないためには、「だろう」判断から「かもしれない」判断に変えるということです。
リスク管理と同じ考え方になります。
皆さんは以下のような言葉を使っていませんか?
「わざわざ説明しなくても(相手は)わかってくれているだろう」
「これぐらいのことは許されるだろう」
「後でフォローすればまぁどうにかなるだろう」
「ちょっとくらい適当でもまぁ大丈夫だろう」
「だろう」判断は、パワーハラスメント防止の観点からはリスクが高いです。
「わかってくれているだろう」
⇒「わかってくれていないかもしれない(⇒改めて確認しよう)」
「許されるだろう」
⇒「許されないかもしれない(⇒あらかじめ相手に承諾を得ておこう)」
すなわち、パワーハラスメントにありがちな、
「加害者側は、相手も合意のうえだと思っていた」
「加害者側は、相手を傷つけるつもりはなかった」といった事態を防ぐことができます。
「だろう→かもしれない」と手帳などに記載して、注意をするのも有効です。
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