厚生労働省保健局は2014年3月に健康づくりのための睡眠指針2014を発表しました。
働くうえで睡眠が大切なことは本ブログでも何度もお伝えしてきました
(例えば、すぐにできる職場でのメンタルヘルス対策と作業効率化とは )。
本日は、健康づくりのための睡眠指針2014から睡眠12箇条を紹介したいと思います。
健康づくりのための睡眠指針2014によると、
うつ病では、早朝に目が覚めたり、熟睡感がないなどの特徴的な不眠を示すことが指摘されています。
こうした特徴的な睡眠障害を初期のうちに発見し適切に治療することは、うつ病の悪化を予防することにつながります。
夜間に十分に睡眠時間が確保されていても日中眠気や居眠りで困っている場合には、ナルコレプシーなどの過眠症を有する可能性もあるため、医師を受診し適切な検査を受け、対策をたてることが大切です。
過眠症には、ナルコレプシー、特発性過眠症などのように睡眠覚醒機構の機能異により生じる一次性の過眠症と、交代性勤務障害や睡眠相後退症候群などのように睡眠醒リズムを調節する機能の異常により生じる概日リズム睡眠障害、薬剤の副作用あるい睡眠時無呼吸症候群や周期性四肢運動障害、むずむず脚症候群による夜間睡眠の質的悪により日中の眠気が出現する続発性の過眠症が存在します。
さらに、一部のうつ病では不ではなく過眠を呈する場合もある。日中の過度の眠気は、直接的かつ短期的に健康を害る場合は少ないものの、長期的には仕事や学業に支障を生じ25、重大な労働災害や交通事故の危険因子にもなるため、早期に専門家に相談する必要がある。
と指摘しています。
たかが、睡眠不足と侮らずきちんと眠れているか一度点検してみてください。
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