管理職研修の後に、管理職の方と話していると、新入社員や若手社員に対して、褒めるのがいいのか叱るのがいいのかという質問をよく受けます。
一概には言えませんが、ある心理学者E.B. ハーロックの実験をご紹介いたします。
ハーロックは、
A:いつも褒める
B:いつも叱る
C:褒めも叱りもしない
D:統制群(普通の状態)
の4つの群を設定し、学習効果について調べました。
その結果、A>B>D>Cという結果がでました。
一方、数日が経つとBのいつも叱る群のみ学習効果が著しく低減しました。
上記から言えることは、職場においてもまずは褒めるのがいいということです。また、C群のように放置するのはよくないということです。
しかしながら、褒めるといっても機能しなくては意味がありません。望ましい行動を増やしたいわけですから、本人の人格ではなく、本人の行動を褒めるようしてあげると効果が高いでしょう(例えば「○○さんすごいね」よりは「○○さんのこういうところは素晴らしい!」等)。
今日から5月に入りました。そろそろ5月病という言葉も聞こえてくる時期かもしれません。休めるときにしっかり休み、より頑張っていきましょう!
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