5月に入り、クールビズを開始した会社も多いのではないでしょうか?
以前クールビズ関係の相談として、「社員からジーパンでもいいか?と聞かれた」というものがありました。
その会社は社風が固めのメーカーだったため、人事部長はそのような質問が来ることは想定していなかったようです。
会社の規模が大きくなればなるほど、あるいは管理職と若手との年齢が離れるほど、これまで”職場の常識”とされてきたことが、通じなくなることがあります。
かくいう自分も10年以上前、新入社員のころスケジュール管理をPDA(電子手帳)でしていたら、上の世代の方には全く理解されず、怒られたことがあります。
周囲の空気を読むというのが、日本の企業の良い文化だったのですが、それに頼り切っていることもできない時代となってきました。
そこで当事務所から、就業規則だけでなくルールブック(会社によっては、ハウスルール、服務規程、勤務マニュアル等とよばれることもあります)を作成することを提案いたします。
就業規則にかかれない細かな、これまで職場で常識とされていて、新入社員に知っておいてほしいことをまとめるのです。
例えば、電話の出かたも会社によっては、
「○○株式会社です」
なのか
「お電話ありがとうございます。○○株式会社××です」
なのか
いろいろとルールがあると思います。
そのようなものをまとめることで、これまで暗黙知とされていたことが明らかになり、中途入社の人もすんなりと職場になじむことができるという効果があります。
ちなみに前述のメーカーのケースでは、クールビズの服装の定義を「ゴルフ場で通用するレベルの服装」と定めました。
しかしながら、そこに例えば、「始業時間の30分前までに席につくこと」などと書いていませんか?
そのような規則を運用していると、指揮命令下にあると判断され、残業代の支給が必要になりますので、やはりここは専門家(社会保険労務士)へ一度ご相談いただければと思います。
当事務所では、法的な側面はもちろん、頑張る人がより頑張れる環境作りのためにはどのようなルールがいいかを提案し、生産性の向上につなげます。
カウンセラー・法律家・人事実務経験者にワンストップで相談いただけるのが、当事務所の日本唯一の強みです。
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