
最近、こんなことはありませんか?
部署に異動してきたばかりのAさんに、
「あれ、うまいことやっておいて」と伝えたものの、動いてくれない。
後日、「あの件どうなった?」と聞くと、
「なんのことでしょうか?」と返されてしまう――。
実はこれ、よくある“伝わっていない指示”の典型例です。
【問題点】
お互い同じ部署で長く働いていれば、指示を出すときに細かい説明はいらないかもしれません。
しかし、Aさんは最近異動してきたばかりでした。
そのような人に「あれ」「うまいこと」などと抽象的な言葉で指示すると、意図していることが伝わりません。
業界や職場のルールなど、明文化されていない決まりごとも含めて説明し、行動を促す必要があるでしょう。
【改善方法】
(1)具体的な言葉で伝えよう
仕事を進めていくうえでは、具体的な言葉で目標を共有することが大切です。
例えば、
「○日までに○○さんと○○部に資料を確認してもらわないといけないから、
パワーポイント5枚で要点をまとめてくれるかな?
締め切りは○日17時まで」
というように、数字や固有名詞を使って具体的に指示をするように心がけましょう。
● 注意すべき「あいまい」言葉
指示語 …… あれ、これ、それ
時間 …… 早めに、しばらく、今日中
程度 …… しっかり、適当に、ちょうどよく
(2)部下の状況を把握しよう
指示を出す際は、部下がどの程度仕事を理解しているかを意識することが大切です。
社歴だけでなく、その部署での経験年数も考慮するとよいでしょう。
長年勤めていたとしても、その部署に異動したばかりなら、新入社員に接するときと同じように、
部下に伝わっているかを確認しながら説明するなどの配慮が必要です。
例えば、下記のような話し方をするといいでしょう。
「部長への提出資料は○日○時までに作成し、私に提出してください」
「資料はパワーポイントを使って5枚にまとめてください」
いかがでしたか?
相手の価値観を理解し、適切なコミュニケーションをとることができれば、指示が伝わりやすくなります。
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