心理学の世界では、「学習性無力感」という概念があります。
学習性無力感とは、強制的・不可避的な不快経験やその繰り返しの結果、何をしても環境に対して影響を及ぼすことができないという誤った全般的ネガティブな感覚が生じることにより、解決への試みが放棄され「あきらめ」が支配する結果となることを指します。
職場でも、例えばある社員が過重労働状態であり、そのことについて何度も訴え出ているにも関わらず、だれも反応しない場合、そのうちその社員はあきらめ、無気力になっていきます。
職場としては、過重労働対策はもちろんなのですが、例えば社員から出てきた要望、改善提案などには必ず反応(かならずしも要望通りではなくても、なんらか反応すること)が大事です。
そうすれば、社員のやる気をそがない組織運営ができるでしょう。
積極的に提案できる人がより積極的になれるような組織づくりが、頑張る人がより頑張れる組織に近いと思います。
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