採用試験や性格検査、など採用時あるいは、昇進昇格時に社外のテストを利用することは多くあると思います。
当事務所代表は、研究室時代多変量解析や統計学を専門にしていたこともあり、上記テストを作成するのがある意味得意でした。
その際に重要な概念として、感受性と特異性という概念があります。
感受性とは、
ある構成概念に合致するときの検出力
特異性とは、
ある構成概念に合致しないときの検出力
と定義されます。
簡単な例として、
大阪府民テストというものを作った場合、
感受性が高いテストとは、あなたは日本人ですかといった質問が多くあるもの(日本人の下位概念が大阪府民)で、
特異性が高いテストとは、あなたは東京人ですか?といった質問があるものとなります。
テストの良さは、感受性、特異性の両方が高いものがよいテストとされています。
営業などで新しいテストを発売しましたともってこられた場合は、「では感受性特異性はそれぞれどれくらいですか?」
と尋ねるようにしてください。
きちんと統計学的に作成された試験は必ず、上記係数を算出したうえで妥当性の確認をしていますので、即答できるでしょう。
それが答えられない、あるいはなんですか?感受性特異性って?というテストは導入しないほうが無難でしょう。
統計学的にも正しい妥当なテストを導入することで、社内での適正な処遇につながり、頑張る人がより頑張れる環境作りにつながると思います。
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