当事務所では、企業向けメンタルヘルス対策の研修をしている時にしばしば、労災の企業リスクについてお話しします。そのおかげで、リスクヘッジのためにメンタルヘルス対策をしようと考えてくれる経営者も増えてきました。
しかしながら、もちろんリスクヘッジも大切なのですが、当事務所でいつもお伝えしているのは、どうして労災をなくすのか?どうしてメンタルヘルス対策をするのかを考えて下さいということです。
会社として、訴訟などのリスクがあるから労災をなくす、あるいはメンタルヘルス対策をするというのは一見間違っていないのですが、本来の目的とは実は少しづれています。
本来の目的は、「働く人が安心して働くことができ、パフォーマンスを発揮し、その結果業績が向上する」ことです。
このことを忘れてしまうと、目的と手段があべこべになりかねません。よくある例として、残業をゼロにしようとして、その結果持ち帰り残業が増えたというようなあべこべは、本来の目的を忘れてしまうと起きがちです。
メンタルヘルス対策もあくまでも業績向上のための一つの手段なのです。
アメリカではメンタルヘルス対策も投資と考えられており、メンタルヘルス対策に投資した金額の数倍のリターンがあるという研究もなされています。つまり、経営投資としてメンタルヘルス対策を考えているのです。きちんと費用対効果が実証されているため、アメリカではEAPをはじめとするメンタルヘルス対策を実施していない企業はありません。当然のこととしてメンタルヘルス対策を実施しているのです。
日本でも、すべての企業が当然のようにメンタルヘルス対策をいれるような時代になって、業績を上げてほしいと考えています。そのためのお手伝いをOffice CPSR(オフィス シーピーエスアール)臨床心理士・社労士事務所は実施しています。
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