企業でメンタルヘルス対策をしていると、さまざまな診断名と出会います。
本シリーズは、できるだけわかりやすくそのような診断名を解説することを目的としています。
第一回 パニック障害はこちら
第二回 強迫性障害はこちら
第三回 ○○状態はこちら
第四回 社会不安障害はこちら
第五回 統合失調症はこちら
第六回 PTSDはこちら
今回は、アスペルガー障害です。
アスペルガー障害とは、本来小児期の発達障害の一つなのですが、最近は”大人の発達障害”や”大人のアスペルガー”等とマスコミから聞くことが多くなりました。
特徴としては、あることにはとてもこだわりがある一方、コミュニケーション能力が劣っているということです。勉強はすごくできるのだが、どうもコミュニケーションがうまくいかないと上司の方から相談があり、よくよく見てみるとアスペルガー障害が根底にあったというケースがあります。
いつもの心理学辞典(有斐閣)から一部引用すると、
小児期の発達障害の一つで,対人関係障害と情緒障害を主とするもので,知的発達は保たれる。独特な抑揚をもつ会話が特徴とされる。共感性に乏しく,他人との情緒的な交流をもつことが困難で,関心の幅は狭いが自分の関心のある事柄には熱中する。
となっております。
しかしながら、職場においては、「あいつはアスペルガーだいや違う」という議論は意味がありません。
そのような議論は専門家に任せて、会社としてはコミュニケーションに困ったときにも使える相談窓口を設置することが大切です。
専門家に相談することにより、これまで自身の指導力不足と悩んでいた上司が、適切な指示の出し方を学び、また本人も研修を受けることによりうまくいったケースがあります。
当事務所では、そのようなコミュニケーションに関する全社員が利用することができる相談窓口の設置も承っております。
まずは、こちら
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