Columnコラム

「俺が若い頃はねぇ」と言っていませんか?【管理者向け】

Column

「俺が若い頃はもっと苦労した」
そんな言葉を、つい口にしていませんか?

A部長は、「俺が若い頃はねぇ」が口癖です。
周囲は「また始まった……」というような感じで受け流しています。
それどころか「今はそういう時代ではありません」と異を唱える社員も出始めて、
職場の雰囲気は最悪です。

【問題点】

A部長も悪気があって言っているのではありません。
しかし、「俺が若い頃は……」と自分の価値観を押し付けることには注意が必要です。
また、「部下が有給申請をしようとすると
『俺の若い頃はがむしゃらに働いていた。休日こそ働くべき日だ』と言われた」という例や、
「社内業務であまりにも無駄な作業が多かったため、ツールの作成を提案したところ
『今までのやり方を勝手に変えるな。若いうちは苦労しろ』と言われた」という例など、
価値観の押し付けが業務効率の向上を阻害しているケースもあります。

【改善方法】

(1) 価値観の変化を受け入れよう

かつて正解だったことが、時代の流れとともに見直されている場合があります。
例えば、「勤務時間」は最もわかりやすい例でしょう。先ほどの「若い頃はがむしゃらに働け」
という発言もかつては許されたかもしれませんが、
今では「いかに短時間で成果を出すか」という新しい価値観が台頭しています。
また、「働き方改革」が進む現代では、労働法も見直されています。
価値観だけでなく、ルール自体も変わってきているということを認識しましょう。

(2) 部下を「個」として尊重しよう
若手社員の多くは、「最近の若者は〇〇だ」とひとくくりにされることをとても嫌がっています。
確かに、逆に「氷河期世代は〇〇だ」などと世代でまとめられると反発したくなりませんか。
お互い、相手をひとくくりにして評価せず、個々を尊重することが大切です。

例えば、
「なるほど! そういう考え方もあるのか」
「自分にはない考え方で勉強になったよ。ありがとう!」
といったように受け入れ伝えられるとよいですね。

過去の価値観にとらわれず、部下を“個”として尊重する姿勢を持つことで、
より良いコミュニケーションや職場環境づくりにつながるのではないでしょうか?






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