よく白黒つけよう!など、物事をはっきりとどっちか判断することが求められます。
ビジネス上はそれでもいいのかもしれませんが、日常生活上はあまりに白黒だけで考えると逆に選択の幅が少なくなることがあります。
例えば白黒つけるということは、0か1で考えるということです。
例えば、原子力発電が危険かどうかと0か1で考えると、確実に1で危険です。一方火力発電も1で危険となってしまいます。すべての発電施設にはなんらかの危険があるからです(リスク0の手法は存在しないからです)。
危険だからやめようと原理主義的な考えとなり、現実的な解決策に結びつきません。
そこで、0か1ではなく、0か10で考えることが大事です。
たとえば、原子力発電は危険度8、火力発電は危険度5(あくまでも適当な数値です)となると、あとはコスト等別の要因とともに検証することができるのです。
日常生活でも、好き・嫌いという0か1だけでなく、どのくらい好き、あるいはどのくらい嫌いと10段階で考えることで、幅広く考えることができ、解決策に結びつくことが多くなると思います。
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