個別労使関係で最もトラブルが起きやすいタイミングは、退職時です。
トラブル防止のための就業規則が大切です!と社会保険労務士としてよくお伝えしています。
しかしながら、就業規則だけ完璧にしても実際の運用はうまくいかないことがあります。
そこで、当事務所ではトラブル防止の就業規則の作成はもちろんのこと、退職手続マニュアルの作成をおすすめしています。
退職手続マニュアルは、主に人事向けと直属上司向けの2種類があります。
人事向けには社会保険、労働保険の手続きから住民税や所得税の手続きや概要を記載し、退職者が次の世界で活躍できる後押しをできるようにします。
直属上司向けには、行わなければならない社内手続きとともに、送り出す職場から伝えてほしいことを記載します。
例えば、
・これまで一緒に働いてくれたことへの感謝
・本人の強みとこれからの人生へのエール
等を必ず伝えるよう記載します。
定年退職以外の自己都合で辞める場合は、なんらか会社への不満であったり、アンマッチがあることが大半ですから、最後はこの会社にいられてよかったなぁと思って辞めていただけるような仕組みづくりを事業主としては心掛けることが大切です。
辞められると考えると、感情的になりいらぬトラブルが生じがちですが、一緒に働けたことを感謝することで、お互いWin-Winな関係で雇用関係を終わらせることができるのではないでしょうか?
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