最近やたらと、「個人情報だから」という会話を聞きます。
個人情報保護法が制定されて以来、日本人に個人情報という意識が生まれたということ自体は特に非難はしないのですが、現状の日本は行き過ぎの面もあると思います。
ある人事部長が、社内の産業保健スタッフに業務報告を求めると、「個人情報ですからお答えできません」と、報告を拒否されたと困っていました。
さすがに極端なケースかとは思いますが、近いケースは実際に身近にあるのではないでしょうか?
そのような場合は、一度「個人情報かどうか」という議論ではなく、「どの程度の個人情報か」という議論に変えていくことが大事です。
企業活動をしていて収集する情報のほとんどは、営業機密であり個人情報です。
なので、「どの程度の」という視点のほうが現実的な議論になると思います。
先のケースですと、個々人の名前やケースの報告は重大な個人情報ですが、例えば毎月の相談件数などは、軽微な情報であるため、それを求めていると説明すると、うまくいきました。
一度社内の個人情報”過”保護状態がないか棚卸をされることをお勧めいたします。
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