認知行動療法を紹介した時にたまに言われるのが、
「単なるポジティブシンキングでしょ」
ということです。
つらい時、無理にでも考え方を変えたら楽になるって言われてもそんなの無理ですとクライエントさんに言われることもあります。
実は認知行動療法で言う、適応的認知とポジティブシンキングは違うものなのです。
それは以下の図のように、適応的認知は常に根拠を求める科学的態度をとっていることです。
単にポジティブに考えようとするのではなく、そのような考えに合理性はあるかを常に考えるのです。
その意味では、無理にポジティブに考えるのではなく、そのように考える根拠は何かと常に問うので継続性があるといえます。
「常にそう考える根拠や証拠はあるか」を丁寧に検証するのです。
うつ病など精神疾患にある間は、この継続性や合理性がとても大切であるといえます。
個人的には、精神疾患にある状態では認知行動でいう適応的認知を目指すのがよく、健康な状態では、ポジティブシンキングを目指すのが良いと思います。
夢をもって生きられることは素晴らしいことだと考えるからです。
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