Columnコラム

成果主義が行き過ぎるとメンタル疾患が増えます

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最近、あった相談で「管理職になりたくない」、「管理職になったが、一般者に戻してほしい」という部下がいるというものがありました。

 

経営サイドからすると、とんでもない話と思われるかもしれませんが、それだけストレスを感じていたということでしょう。実際、その会社では、メンタル疾患で休職する人の割合が多かったです。

よくよく状況を分析してみると、その会社では、完全実力主義をうたい、4半期ごとの目標管理制度を設定し、3か月ごとに評価がなされていました。

結果、仕事の量が多すぎてどうしようもない、部下のマネジメントまでできないという状態になってしまうのです。部下の面倒を見ようと思うのだが、うまくできないというジレンマに苦しみ、先の訴えにつながっていたのです。

 

成果主義では、短期的な目標を追究しがちです。また、これまでの伝統的企業の人事制度であった、職能的な人事制度での一番の利点、人を育てるという視点が成果だけを追求すると抜けがちです。

なにも、必ずしも成果主義が悪いのではないと、Office CPSR(オフィス シーピーエスアール)臨床心理士・社労士事務所では考えています。

 

成果の一つに、チームワーク・人材育成も組み込むことで、状況は改善されます。3か月では、なかなか人材育成は難しいですが、評価項目に組み込むことで経営者サイドからの強いメッセージを打ち出すことができます。

 

多くの会社でメンタルヘルス対策、休職者をなくしたいと考えるときに、外部のカウンセラーと契約すればよいと考えますが、実はそれだけでは十分ではなく、社内の根幹をなしている人事制度にも目を向ける必要があります。

 

Office CPSR(オフィス シーピーエスアール)臨床心理士・社労士事務所では、約10年に及ぶ上場企業での人事経験と、こころの専門家である臨床心理士、人事の専門家である国家資格社会保険労務士を併せ持ち、単なるメンタルヘルス対策ではなく、業績向上のために企業全体の職場改善につなげることができます。






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