管理職研修をしていて、よく「まず褒めてください」、「褒めるときは具体的な行動を褒めてください」とお伝えしています。その時に、自分は褒めているけれども部下に全く響かないという相談を受けるときがあります。
よくよく話をお伺いしていると、一つの可能性がわかりました。
それは、
行動が起きてから、褒めるまでの時間が離れすぎている
ということでした。
行動理論では、褒めることを強化と呼びます。強化は行動が起きてから即時(0~1秒以内)に実施することが大切です。それ以上時間が離れてしまうと、みるみる褒める効果が減っていってしまうのです。
相談をしてきた方は、朝いいなとおもうことがあってもその日の夕方ごろに部下を呼んで褒めていたようです。
せっかく褒めるのであれば即時に実施した方が効果的であることは科学的にも実証されています。
どうせ褒めるのなら、すぐに褒めましょうとアドバイスしたところ、後日その管理職からは効果があったと連絡がありました。
皆さんも部下を褒めるとき、すぐに褒めていますか?
当事務所代表はこころの専門家である臨床心理士として、行動理論に基づく科学的なアドバイスを実施することができることが強みです。
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