企業でメンタルヘルス対策をしていると、さまざまな診断名と出会います。
本シリーズは、できるだけわかりやすくそのような診断名を解説することを目的としています。
第一回 パニック障害はこちら
第二回 強迫性障害はこちら
第三回 ○○状態はこちら
第四回 社会不安障害はこちら
今回は、統合失調症です。
統合失調症は、古くは精神分裂病や分裂病とも呼ばれていました。現在ではそのように呼ばれることは少なく(一部診断書で見ることもありますが…)、ほとんどの場合統合失調症で統一されています。
生涯有病率(一生のうちに罹患する人の割合)は、1%と言われ、100人に1人と意外と多い病気となります。
統合失調症は、現実と非現実の区別をつける現実検討能力に障害がでます。症状としては陽性症状(妄想)と陰性症状(気力減退)があります。
職場においては、一人でニタニタしている。他人に悪口を言われていると思い込んでいる。他人に理解不能なメールを送り続けるなどといった問題行動で顕在化します。
本人が統合失調症であると気づくことはかなり困難であるため、上記問題行動が顕著な場合は、産業医や当事務所のような専門家には早めにつなぐことが大切です。
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